
練習場ではまっすぐ飛ぶのに、コースに出るとドライバーが左に曲がるんです。原因って何なんですか?

私も今回まさにそれだったにゃ。フェアウェイを外した8回が、ぜんぶ左のフックだったにゃ…。でも翌日の練習データで、原因がかなり見えてきたにゃ!
この連載は90切り挑戦記①から続く、ベスト92の私が90切りを目指すリアルタイム記録です。今回は2026年11月、おかだいらゴルフリンクス(コースレビューはこちら)でのラウンドと、その翌日のドライバー練習をまとめました。
結果は103(IN53・OUT50)。ドライバーのティーショット14回のうち、まともに当たったのは3回だけでした。フェアウェイを外した8回はすべて左で、どれも途中から左に大きく曲がるフックです。翌日に練習場で15球を計測すると、まっすぐ飛ぶ球と左に曲がる球の違いが数字ではっきり分かれました。
📌 こんな悩みを持つ方におすすめの記事です
- 練習場ではまっすぐなのに、コースだとドライバーが左にフックする
- 広いホールほど力が入って、ミスが出ている気がする
- フックの原因を、自分のデータで確かめる方法を知りたい
📖 この記事を読むとわかること
- ティーショット14回のうち8回が左のフックになったラウンドの記録
- まっすぐ飛んだ球と左に曲がった球の、打ち出し方向と回転量の違い(15球の実測データ)
- 私がフックを直すために試した「右手を軽く握る」「胸と手の三角形」の2つ
結論:私のドライバーのフックの原因は「振りたい欲」と右手の強さでした
今回のラウンドと翌日の練習から、私のフックの原因は2つだと考えています。
- 広いホールで「振りたい欲」が出て、8〜9割の力で振っていた
- 力が入ると右手が強くなり、フェースが左を向いて当たっていた
翌日の計測では、打ち出しが右4〜6度で左回転が800前後の球はほぼまっすぐでした。一方で、打ち出しが右0〜3度まで下がって左回転が1,000を超えると、左に21〜36ヤード曲がっています。打ち出しが左寄りになり、回転も強くなる。この2つがそろうと、私のドライバーはフックになるようです。
ただし、私はクラブの通り道(スイング軌道)を計測できていません。ここで書く原因は、打ち出し方向・回転量のデータと私の感覚を合わせた自己分析です。
📝 この記事で出てくる用語:フックとチーピン
フックは、右打ちの人の球が途中から左に曲がっていく球筋です。その中でも、勢いよく急に左へ曲がって落ちるひどいフックをチーピンと呼びます。チーピンの意味や由来はチーピンの原因と直し方の記事で詳しく書いています。
前回からの経過:練習では「7割より全力」のほうが良い気がしていた
前回⑥では、「軸」と「バックスイングのコンパクトさ」が打ち上げホールで崩れたのが課題でした。その後、2026年10月末のインドア練習では、ドライバーを全力と7割で打ち比べています。
| 振り方 | 球数 | キャリー平均 | 左右のブレ |
|---|---|---|---|
| 全力 | 15球 | 217ヤード | 左24〜28/右11〜40ヤード |
| 7割 | 6球 | 203ヤード | 左14〜右50ヤード |
7割に落としても、曲がり幅は小さくなりませんでした。飛距離だけが14ヤード落ちた形です。そのため練習の時点では、「調子が良い日は7割に落とさず、同じリズムで振るほうが良いかも」と考えていました。
このときのドライバーの意識は次の4つです。
- ヘッドを15cmほど低く引いてから、じわっと上げる(手でひょいと上げない)
- 胸と両腕でできる三角形が崩れないところまでしか上げない
- 腹筋に力を入れておく
- 右手首は柔らかく使う(固めるとつかまるが、低い引っかけが出る)
右手首を固めると左に出る、という感覚は、この時点ですでにありました。今回のラウンドで、それがそのまま出てしまいます。
ラウンド実践記(スコア103:IN53・OUT50)
今回のコースは茨城のおかだいらゴルフリンクスです。楽天GORAの一人予約で回りました。INはフェアウェイが広いリンクス風、OUTは林に囲まれた丘陵コースです。コースの特徴や料金はおかだいらゴルフリンクスのレビューにまとめています。
ティーショット14回のうち、まともに当たったのは3回だけ
スコアアプリの記録では、フェアウェイキープは14回中6回(42%)でした。ただ、中身を見るともっと悪い内容です。
| ティーショット14回 | 回数 | 中身 |
|---|---|---|
| 左に外れた | 8回 | すべて途中から左に曲がるフック。うち3回はペナルティ |
| フェアウェイだがミス | 3回 | ダフり2回、チョロ1回(150ヤードでたまたまフェアウェイ) |
| まともな当たり | 3回 | 14番・18番を含む |
右へのミスは0回です。ミスの方向が左に偏っていたので、原因はかなり絞りやすい状態でした。
左のフック8回のうち3回はペナルティ
左に曲がった8回のうち、3回がペナルティになっています。
- 10番(INスタートの1ホール目):左に曲がった。左はセーフだったが、ボールが見つからずロスト扱いで1打罰
- OUT5番:左に曲がった。OBまで行く球ではなかったが、ボールが見つからずOBとして処理
- OUT9番:最後のホールで、思い切り左に曲がるチーピンでOB
10番の「1打罰」は、今回のラウンドでの私の処理です。正式なルールでは、ロストは1打罰で元の場所から打ち直すか、ローカルルールがあれば2打罰で前に進んで打つのが正しい処理になります。数え方はOBのルールと打数の数え方の記事で整理しています。
OUT5番と10番は、どちらも「OBまでは行っていないのに、ボールが見つからない」パターンでした。フックは左に曲がりながら転がるので、ラフや林の奥まで入りやすくなります。セーフの場所でも1打損するのが、フックのいやなところです。
広いホールほど「振りたい欲」が出た
練習では全力と7割を比べていましたが、この日のドライバーは勢いがついて8〜9割で振っていました。特にINはフェアウェイが広く、ティーに立つと「ここは思い切り振っても大丈夫」と感じてしまいます。
結果は、ここまでの数字のとおりです。力を上げるほど、左へのフックとダフり・チョロが増えました。練習場では全力でもそこそこ当たっていたのに、コースでは同じ「全力」になりませんでした。広いホールで出た欲が、練習場の全力よりもう一段強い力みになっていたのだと思います。

広いと振りたくなる気持ち、めちゃくちゃ分かります…。

広いホールこそ、いつものリズムで振るのが大事だったにゃ。フェアウェイが広くても、林やラフの奥に転がればボールは見つからないにゃ。
まともに当たった14番と18番も、2打目以降で崩れた
ティーショットがまともに当たった3回のうち、14番(パー5)は9、18番は8と大叩きしています。どちらも2打目以降のアイアンやウェッジのハーフトップ・チョロが原因です。この日はアイアン系のハーフトップも続いていました。ドライバーが良くても、セカンド以降でスコアを落としています。14番のポットバンカーの話はコースレビューで写真付きで書いています。
翌日の練習データで答え合わせ:まっすぐ飛ぶのは「右に打ち出す球」だった
ラウンドの翌日、インドア練習場でドライバーを15球計測しました。平均ヘッドスピード42.1m/s・キャリー212ヤードで、10月の207ヤードから5ヤード伸びています(ヘッドスピードと飛距離の関係はドライバーのヘッドスピード記事で整理しています)。

15球を球筋ごとに分けると、次のようになりました。
| 球筋 | 該当の球 | 打ち出し方向 | 回転 | 左右のズレ |
|---|---|---|---|---|
| ほぼまっすぐ | 1・2・7・14球目 | 右4〜6度 | 左770〜830 | 左1〜7ヤード |
| 少し左 | 5・6・8球目 | 右3〜5度 | 左800〜1,020 | 左9〜11ヤード |
| 大きく左(フック) | 3・4・11・13球目 | 右0〜3度 | 左1,040〜1,270 | 左21〜36ヤード |
| 右へ | 9・10・12・15球目 | 右5〜10度 | 左460〜右470 | 右9〜46ヤード |
まっすぐ飛ぶ球は「右4〜6度に出て、少しだけ左に戻る」
ほぼまっすぐだった4球は、どれも右に4〜6度打ち出し、左回転が800前後でした。右に出た球が、左回転で目標の線に戻ってくる形です。10月の練習で決めたテーマ「打ち出しを右5〜6度にそろえる」は、数字で見ても正しかったことになります。
フックになる球は「打ち出しが左に寄り、回転が1,000を超える」
大きく左に曲がった4球は、打ち出しが右0〜3度と左寄りでした。左回転も1,040〜1,270と強く、まっすぐの球より200〜500多くかかっています。13球目は打ち出し0度で、左に36ヤード外れました。
打ち出しが左寄りになるのは、インパクトでフェースが左を向いているからだと考えています。打ち出し方向は、フェースの向きの影響を一番強く受けるためです。右手が強くなってフェースが早く閉じると、球は左寄りに出て、しかも強く左に曲がります。コースで出た8回のフックは、この形だったのだと思います。
右へのミスは「全力で振って手が遅れた」とき
右に大きく外れたのは9球目(右46ヤード)と12球目(右36ヤード)です。どちらも回転が右回りに変わっていて、右に曲がっています。右に出る球は、全力で振って手が追いつかず、フェースが開いたまま当たったときの球だという感覚がはっきりあります。左は右手が強すぎるとき、右は手が遅れるとき。私のドライバーのミスは、この2つに分かれています。
右手を軽く握り、胸と手の三角形を保つと良くなった(感覚)
この日の練習では、フックが強かったので途中から右手を軽く握るように変えました。全力で振るときも、胸と両腕の三角形を崩さないことを意識しています。私の感覚では、この2つを意識した球のほうが結果は良くなりました。
ただ、どの球から切り替えたかは記録していません。13球目にも大きく左の球が出ているので、「これで直った」とまでは言えない状態です。グリップの強さについてはグリップの強さの記事で、力感を10段階で書いています。
気づき・反省:フックは「練習場の全力」と「コースの全力」の差で出た
一番の気づきは、練習場の全力とコースの全力は別物だということです。練習場では全力でも、フックは15球中4球でした。コースでは広いホールで欲が出て、練習場以上に力が入ります。その結果、右手が強くなって打ち出しが左に寄り、8回のフックにつながりました。
私が今回のデータから学んだ、フックの原因の確かめ方は次の3つです。
- ミスの方向を数える:スコアアプリでフェアウェイを外した方向を記録する。私は8回中8回が左だった
- 打ち出し方向と回転を見る:計測できる練習場なら、まっすぐの球とフックの球で打ち出し方向と回転量を比べる
- 力の入れ具合を変えて比べる:全力と7割で曲がり方が変わるかを確かめる
私の場合、7割に落としても曲がり幅は変わりませんでした。そのため問題は「力の大きさ」ではないと考えています。力を入れたときに右手が主役になることが問題でした。右手を軽く握り、胸と手の三角形を保てば、全力でもまっすぐの球が出せる手応えがあります。
一方で、私はクラブの通り道を計測できていません。チーピンの記事で書いた10月のデータでも、全球が右に打ち出されていました。自分ではインサイドインのつもりでも、実際はインサイドアウトの可能性があります。フックの原因をはっきりさせるなら、スイング軌道まで測れる場所で一度見てもらう価値がありそうです。
次回予告
次のラウンドでは、広いホールでも「右手は軽く、胸と手の三角形を保つ」を最優先にします。打ち出しを右4〜6度にそろえて、フェアウェイを外した方向の偏りがなくなるかを確かめます。2打目以降のアイアンのハーフトップも、合わせて記録するつもりです。
まとめ
📋 この記事のまとめ
- スコアは103。ドライバー14回のうちまともな当たりは3回、外した8回はすべて左のフックだった
- 原因は、広いホールで出た「振りたい欲」(8〜9割)と、力が入ったときの右手の強さ
- 翌日のデータでは、まっすぐの球は打ち出し右4〜6度・左回転800前後。フックの球は打ち出し右0〜3度・左回転1,000超
- 右手を軽く握り、胸と手の三角形を保つと良くなった感覚がある。次のラウンドで確かめる

フェアウェイが広いホールほど、右手は軽くにゃ。次こそ左への偏りをなくして、90切りに近づくにゃ!

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