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ゴルフのチーピンとは?原因と直し方|左OBで体が止まる癖を手打ちをやめて直した体験談

ゴルフのチーピンで左のOBを見て焦るニャルル ゴルフ初心者編
新人くん
新人くん

今日は調子よかったのに、左がOBのホールで「安全に」打ったら、ボールが左に急降下してOBでした…。あれ何なんですか?

ニャルル
ニャルル

それがチーピンにゃ。私も「左が怖い」ホールで何度もやったにゃ。怖がるほど出るのがチーピンのいやなところにゃ。

途中までスコアがいい日ほど、左OBのホールで「ここは安全に置きにいこう」と考えます。そして体が止まり、ボールは左に急降下してOB。私はこの失敗を何度も繰り返してきました。

この記事では、チーピンの意味と、私のチーピンが出ていた4つの原因を書きます。原因は右手の強さ、左への恐怖、シャンクへの恐怖、右肩の突っ込みです。あわせて、ラウンド中の応急処置も紹介します。昔は1ラウンドに2〜3回出ていたチーピンが、最近はほぼ0になった直し方も書きます。

📌 こんな悩みを持つ方におすすめの記事です

  • 左がOBや池のホールほど、なぜかボールが左に急降下する
  • スライスを直そうとしたら、今度はチーピンが出るようになった
  • ドライバーだけでなく、ウェッジや9番アイアンでも左に引っかける

📖 この記事を読むとわかること

  • チーピンの意味と、フック・引っかけとの違い
  • 自分のチーピンの原因を見分けるセルフチェック表(4つの原因別)
  • ラウンド中の応急処置と、私のチーピンが出なくなった直し方

📊 この記事の結論

  • 私のチーピンは「怖がって体が止まり、手だけでクラブを返す」ことで出ていた
  • ラウンド中の応急処置は「手を返さない」。それでも不安なホールはクラブを替える
  • 根本の直し方は、手打ちをやめて体幹で振ること。ヘッドは勝手に返ると信じて、手を暴れさせない(1ラウンド2〜3回→ほぼ0)

チーピンとは?フック・引っかけとの違い

チーピンとは、ボールがつかまりすぎて、左へ急激に曲がる球のことです(右打ちの場合)。普通のフックよりも曲がりが急で、勢いのまま左へ飛んでいきます。左がOBや池のホールでは、一発で大叩きにつながるミスです。

つかまった球なので、勢いは強いのが特徴です。ドライバーでは左へ急降下しやすく、短いクラブでは思った以上に飛んで、グリーンを越えることもあります。

球筋 どんな球か
チーピン つかまりすぎて左へ急激に曲がる。勢いが強く、左の危険ゾーンへ一直線
フック 左へ曲がるが、チーピンほど急ではない。曲がり幅が小さければ「ドロー」と呼ばれ、狙って打つ人もいる
引っかけ 左へまっすぐ飛び出す球。左に飛び出したうえに左へ曲がると、チーピンになる
ゴルフのチーピン・フック・引っかけの球筋の違いを上から見た図とニャルル
チーピン・フック・引っかけを上から見た違い(右打ちの場合)

チーピンという名前は、麻雀牌の「七筒(チーピン)」の図柄に由来するとされています。七筒の点の並びが、左へ急に曲がる弾道に似ているからだそうです(参考:みんなのゴルフダイジェスト)。

球が左へ急に曲がるのは、インパクトでフェースが大きく左を向いている(閉じている)からです。では、なぜフェースが閉じるのか。ここからは、私の場合の原因を書きます。

私のチーピンが出ていた4つの原因

私のチーピンには、4つの原因がありました。どれも「怖さ」か「手の使いすぎ」につながっています。

①右手が強すぎる

一番の土台にあった原因は、右手の力が強すぎることでした。右手でボールを叩きにいくと、インパクトで右手が左手を追い越し、フェースが一気に左を向きます。

力むほど右手に頼ってしまうので、大事な場面ほどチーピンが出やすくなります。グリップの強さについては、グリップの強さを10段階で解説した記事で、私の力加減を書いています。

②左を怖がって体の回転が止まり、クラブだけが返る

左がOBや池のホールで一番多かったのが、このパターンです。「左に行かせたくない」と思うと、ダウンスイングで体の回転が止まります。体が止まっても、手とクラブは動き続けます。その結果、クラブだけが返ってフェースが閉じ、ボールは怖がっていた左へ飛んでいきます。

避けたい方向に打ってしまうので、精神的なダメージも大きいミスです。

③シャンクを怖がって、当たる前にヘッドを被せる

これは、シャンクに悩んだことがある人に多いかもしれません。私は一時期、シャンクに1年近く悩まされました。その後遺症で、「またネックに当たるかも」と思うと、ボールに当たる前に手でクラブヘッドを被せていました。

手でヘッドを被せればシャンクは防げますが、フェースが左を向いて引っかけになります。そこに左への曲がりが加わってチーピンです。シャンクを避けたつもりが、反対側のミスを作っていました。シャンクの原因は、SMART GOLFでシャンクの原因を調べた記事にまとめています。

④ダウンスイングで右肩が突っ込む

ダウンスイングで右肩が前に出る(突っ込む)と、フェースが左を向いたまま下りてきます。右肩が突っ込むと体の回転も止まるので、②と同じようにクラブだけが返りやすくなります。

新人くん
新人くん

4つもあると、自分がどれなのかわからないっす…

ニャルル
ニャルル

「どんな場面で出たか」を思い出すと見分けやすいにゃ。このあとのチェック表を使ってみてにゃ。

チーピンが出やすい場面【私の失敗例】

私のチーピンが出るのは、決まって「失敗したくない」場面でした。

ドライバー:途中までスコアがいいときの左OBホール

一番多かったのは、途中までスコアがよく、「ここは安全に置きにいこう」と思った左OBのホールです。置きにいくスイングは体が回らず、クラブだけが返ってチーピンになります。この失敗は何度も経験しました。

そのうちの1回は、打ち下ろしのミドルホールでした。左右がOBで、不安を感じながらドライバーを持ち、チーピンで左OB。結局そのホールは+4(8打)でした。このときの判断の失敗は、コースマネジメントで大叩きした2つの失敗で詳しく書いています。

短いクラブ:右が池の残り100ヤードで左OB

チーピンはドライバーだけのミスではありません。私はSW・AW・PW・9番アイアンのどれでも、左へ引っかけたことがあります。

覚えているのは、残り100ヤード付近のセカンドショットです。グリーンの右に池があり、私は池を避けたくて、PWか9番アイアンのハーフスイングで「安全に」打ちました。ところがボールは思った以上に左へ飛び出して、そのままOBでした。

あとから考えると、右の池に入るほうが、まだペナルティは軽かったのです。池なら1打罰で、池の近くから打てます。OBは1打罰に加えて元の場所から打ち直しなので、実質2打を失います。避けるべき方向を間違えたうえに、怖がって体が止まっていました。

ショートホール:つかまりすぎてグリーン奥へ

ショートホールでも、チーピンで大叩きしたことがあります。そのホールは、グリーン奥に外すと下りのアプローチと下り傾斜のグリーンが待っていました。

ティーショットはチーピンになり、つかまった勢いのままグリーン奥へ。奥から2打かけてやっとグリーンに乗せ、さらに3パットしてトリプルボギーでした。チーピンは左に曲がるだけでなく、つかまりすぎて距離も出てしまうことを思い知ったホールです。

用語ミニ解説

  • OB……コースの外。1打罰で、元の場所から打ち直し
  • 池(ペナルティエリア)……1打罰で、池に入った地点の近くなどから打てる
  • ハーフスイング……腰から腰くらいまでの小さい振り幅で打つスイング

自分のチーピンの原因を見分けるセルフチェック表

チーピンの原因は、出た場面から見当をつけられます。私の4つの原因を、場面と対策の表にまとめました。

こんな場面で出る 考えられる原因 私がやった対策
力んだとき・飛ばしたいとき ①右手が強すぎる 右手の力を抜き、手が暴れないコンパクトなスイングにする
左がOB・池のホール、置きにいくとき ②体の回転が止まる 手ではなく体幹で振る。不安ならクラブを替える
シャンクが出たあと・アイアンやウェッジ ③当たる前にヘッドを被せる ヘッドは勝手に返る設計だと信じて、手で返さない
ダウンスイングで体が前に出る感覚があるとき ④右肩が突っ込む 手打ちをやめ、体幹主導でインサイドインに振る

表を見ると、4つの原因の根っこはほぼ同じです。怖さや力みで体が止まり、手がクラブを操作してしまうことでした。

ラウンド中にチーピンが出たときの応急処置

ラウンド中にスイングを作り直すことはできません。私がやっていた応急処置は2つです。

手を返さないように振る

チーピンが出ていたころは、手を返さないように振ることを意識していました。フェースが閉じるのは手で返しすぎているからなので、その日だけは返す動きを止めます。

不安なホールでは、クラブを替える

もう1つは、不安を感じたらそのクラブを持たないことです。+4を打ったホールで学んだのは、「不安なまま振っても、うまくいくことはほとんどない」ということでした。左が怖いホールは、ドライバーをやめてユーティリティやアイアンにします。それだけでOBの確率は下がります。

短いクラブなら、避けるべき方向を先に決めておきます。右の池と左のOBなら、ペナルティが軽いのは池です。「最悪でも池」と決めておけば、左を怖がって体が止まることも減ります。

チーピンが出なくなった直し方|手打ちをやめて体幹で振る

昔の私は、1ラウンドに2〜3回はチーピンを打っていました。それが最近は、ほぼ0です。一番の理由は、手打ちをやめて体幹で振るようにしたことだと思います。

独学のころの私は、ドライバーでスライスとチーピンが交互に出ていました。どちらが出るのかすら、わかりませんでした。今思えば、手でクラブを操作していたので、手の返り方しだいで左右どちらにも曲がっていたのです。

意識していること3つ

  1. ヘッドは勝手に返る設計だと信じる。クラブは、体を回せばヘッドが自然に返るように作られています。自分の手で返そうとしないことが、チーピンを防ぐ一番のポイントでした
  2. 手が暴れないように、コンパクトに振る。大きく振ろうとすると手が余計に動きます。振り幅を抑えて、体の回転の範囲で振ります
  3. インサイドインで振る。クラブが体の内側から下りて、内側へ抜ける軌道です。最近は、この軌道で振れてきている感覚があります

手打ちから体幹スイングに変えた具体的な練習は、手打ちの直し方を書いた記事にまとめています。脇にタオルを挟んだ素振りなど、私が実際に繰り返した練習です。

用語ミニ解説

  • インサイドイン……クラブが体の内側から下りて、インパクト後にまた内側へ抜ける軌道
  • インサイドアウト……内側から下りて外側へ抜ける軌道。フェースが閉じると、チーピンやフックが出やすい
  • 体幹……胸・お腹・腰まわりの大きな筋肉。腕ではなく体幹で振ると再現性が上がる

最近のドライバー練習データ(2026年10月・15球)

「ほぼ0になった」が本当か、弾道測定器のある練習場でドライバーを15球打って確かめました。

ニャルルゴルフ運営者のドライバー練習データ(弾道測定器・15球)
項目 結果
ヘッドスピード 平均 約42m/s(40〜43)
キャリー 平均 約207ヤード
左右のブレが±10ヤード以内 15球中8球
左に10ヤード以上外れた球 15球中1球(左18ヤード)

15球の中に、左へ急に曲がって落ちるチーピンはありませんでした。ただ、2球目だけは気になる球でした。打ち出しはほぼまっすぐ(右に2度)なのに、強い左回転がかかって、左に18ヤード曲がっています。左がOBのホールなら、ぎりぎりの球です。

15球を並べてみると、私の球はすべて右に打ち出されて、左に戻ってくる球でした。右に6度前後で打ち出せた球は、センター付近に戻っています。打ち出しがまっすぐ寄りになったときに左回転が強いと、左へ曲がりすぎる。これが今の私に残っている「チーピンの芽」です。

体の感覚では「インサイドインで振れてきた」と書きましたが、数字を見ると、まだ内側から外へ振る傾向が残っていそうです。今は「打ち出しを右5〜6度にそろえる」ことを練習のテーマにしています。

クラブがチーピンの原因になることもある

スイングだけでなく、クラブが合っていないこともあります。私は以前使っていたドライバー(EPIC STAR)で引っかけチーピンが出るようになり、チーピンを嫌がってスライスも出ていました。Ai SMOKE MAXに替えてからは、チーピンもスライスも減っています。乗り換えた経緯はAi SMOKE MAXのレビューに書きました。

ただし、スイングの原因を残したままクラブだけ替えても、根本的には直りません。クラブの見直しは、スイングを確認したあとがおすすめです。

自分のスイングがわからないなら、軌道を測ってもらう

チーピンの原因は、自分の目では見えません。私も、シャンクの原因がインサイドアウトの軌道とネック寄りのインパクトだとわかったのは、SMART GOLFのカメラとセンサーで測ってもらったときでした。インサイドアウトの軌道でフェースが閉じれば、チーピンが出やすくなります。

スライスとチーピンが交互に出る人や、自分の原因がわからない人は、一度スイングを数値で見てもらうと早いです。SMART GOLFは無料体験があり、軌道とフェースの向きを画面で確認できます。

スライスに悩んでいる人は、スライスが直らない本当の理由もあわせて読んでみてください。スライスを無理に直そうとしてチーピンが出るのは、よくあるパターンです。

よくある質問(FAQ)

Q:チーピンとフックの違いは何ですか?

A:どちらも左へ曲がる球ですが、チーピンはつかまりすぎて曲がり方が急です。フックは曲がり幅がチーピンより小さく、曲がり幅がさらに小さいものはドローと呼ばれます。

Q:チーピンの名前の由来は?

A:麻雀牌の「七筒(チーピン)」の図柄が、左へ急に曲がる弾道に似ていることに由来するとされています。

Q:スライスとチーピンが交互に出るのはなぜですか?

A:私の場合は、手でクラブを操作していたことが原因でした。手が返らなければスライス、返りすぎればチーピンになります。手打ちをやめて体幹で振るようにしてから、両方とも減りました。

Q:ウェッジや9番アイアンなど、短いクラブでもチーピンは出ますか?

A:出ます。私はSW・AW・PW・9番アイアンのどれでも経験しました。短いクラブで出るのは、池などを避けようとして体が止まったときや、シャンクを怖がって手でヘッドを被せたときが多かったです。つかまった球は勢いがあるので、ショートホールではグリーン奥まで行ってしまったこともあります。

Q:ラウンド中にチーピンが出たら、どうすればいいですか?

A:その日は手を返さないように振るのが応急処置です。それでも不安なホールでは、ドライバーをやめてユーティリティやアイアンに替えます。不安なまま振ると、体が止まってまたチーピンが出やすくなります。

まとめ

📋 この記事のまとめ

  • チーピンは、つかまりすぎて左へ急に曲がる球。勢いが強く、短いクラブではグリーンを越えることもある。名前は麻雀牌の七筒に由来するとされる
  • 私の原因は、右手が強い・左を怖がって体が止まる・シャンクを怖がってヘッドを被せる・右肩の突っ込みの4つ
  • 出やすいのは、左OBや池のホール、スコアがよくて置きにいくとき。短いクラブでも出る
  • ラウンド中は手を返さない。不安なホールはクラブを替え、避ける方向はペナルティの軽い側に決める
  • 根本の直し方は、手打ちをやめて体幹で振ること。ヘッドは勝手に返ると信じて、手を暴れさせない。私は1ラウンド2〜3回からほぼ0になった
ニャルル
ニャルル

チーピンは「怖い」と思った瞬間に出るにゃ。手でなんとかしようとせず、体でしっかり振り切るのが一番の近道にゃ!

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