
前回シャンクの原因を診てもらったって話でしたよね。今回はうまくいったんですか?

前半でまた大叩きしたにゃ…でも、そのミスがきっかけで後半はハーフベストが出たにゃ
この連載は90切り挑戦記①から続く、ベスト92の私が90切りを目指すリアルタイム記録です。前回のラウンドではシャンクが再発して今年ワーストスコアを叩き、その後SMART GOLFの体験レッスンでシャンクの原因を診てもらいました。「クラブがインサイドアウトに入っている」「インパクトのあとに左へ振り抜く意識を持つ」という指摘です。今回のラウンドは、それを実戦で試す機会でした。
結果は前半53・後半44の合計97。ハーフで9打も違うラウンドになり、後半はハーフベストが出ました。前半の最後に叩いた「+5」のホールが、皮肉にも立て直しのきっかけになっています。
📌 こんな悩みを持つ方におすすめの記事です
- 前半と後半でスコアが大きく違う日がよくある
- レッスンで習ったことを、ラウンド中に忘れて元に戻ってしまう
- 「調子がいい時の感覚」を言葉にできず、再現できない
📖 この記事を読むとわかること
- 前半53→後半44の9打差が、何を変えて生まれたか(実体験)
- テイクバックで右腰が窮屈に感じたところで止める、という感覚の話(超えると振りかぶりすぎ)
- 雨のラウンドで、逆に力まず振れた理由
前回からの経過:シャンクの原因は診てもらった
前回のラウンドは、簡単と言われるコースでシャンクが再発し、今年ワーストスコアを叩きました。そのあとSMART GOLFの体験レッスンで原因を可視化してもらい、「ボールとの距離」と「インサイドアウトの軌道」という2つの要因がわかりました。改善策はインパクトのあとにクラブを左へ振り抜く意識です。
あわせて、自主練習の中で自分でも気づいたことがありました。テイクバックのときに右の骨盤を右後ろに引くと、ミスが出るという感覚です。引いてしまうとトップで軸がぶれ、ダウンスイングでも戻り切らず、芯を外す。調子がいい日のバックスイングと「感触が違う」ことに気づいたのがきっかけでした。
対策はシンプルで、右の骨盤は動かさず、胸だけを右に回すイメージで上げること。そうすると、バックスイングで右腰に「窮屈な」感覚が出ます。これは以前RIZAPゴルフに通っていた頃、コーチに「その窮屈さが正しい」と教わったことでした。今さらながら、その言葉の意味が体でわかった感覚です。
ポイントは、窮屈さを感じたところでトップを止めること。その窮屈さを超えてさらに振りかぶってしまうと、今度は「振りかぶりすぎ」になってミスが出ます。私の場合、右腰が窮屈に感じるところで止めたトップが、いちばん再現性の高いトップでした。深く上げれば上げるほど飛ぶ気がしてしまいますが、そこを我慢するのがコツです。
今回のテーマ:意識した4つのこと
- インサイドインの振り抜き……レッスンで習った、インパクト後に左へ抜く意識
- テイクバック時の右腰の「窮屈さ」……右の骨盤を引かず胸だけ回し、右腰が窮屈に感じたところでトップを止める。超えて振りかぶると「振りかぶりすぎ」でミスに。窮屈で止めるのが再現性の高いトップ
- ウェッジのトップ対策……フルショットで球の赤道を叩いてしまうクセ対策として、インパクト後すぐに目線を上げない・ヘッドをすぐ上げない
- 雨だからこそ力まない……濡れないための装備を先に固めて、スイング以外に意識が向かないようにする
特に効いたのが2つ目の「右腰の窮屈さ」でした。理屈というより、「この窮屈な感じのときは良い球が出る」という手応えを、毎ショットの基準にしたという感覚です。
📝 この記事で出てくる用語
- インサイドイン……クラブが体の内側から下りてきて、インパクト後も内側(左)へ抜けていく軌道。ボールがまっすぐ飛びやすい理想の形
- インサイドアウト……内側から下りたクラブが、インパクト後に外側(右)へ出ていく軌道。プッシュやシャンク(クラブの根元に当たって右へ飛ぶミス)につながりやすい
- フェースが暴れる……インパクトでクラブの face(打面)の向きが安定せず、右に出たり左に引っかけたりバラつくこと。グリップが緩すぎると起きやすい
ラウンド実践記(スコア97:前半53・後半44)
今回訪れたのは、フラットな林間コース。池が多く、長めのショートホールが待つコースでした。コースの詳しい特徴はコースレビュー記事にまとめているので、ここではスイングの話を中心に振り返ります。
前半:腰の意識が薄れて、長いロングで大叩き
前半は、4つの意識ポイントを全部やろうとして、逆に振りがぎこちなくなっていました。長いロングホールでは、途中で右腰の窮屈さの意識が薄れ、ドライバーを引っかけて左の林へ。さらに脱出したあと、もう一度林に入れてしまい8打。「窮屈さ」も「左へ振り抜く」も、頭ではわかっていても体が半信半疑という状態でした。
前半最後、OUT9番で「+5」を叩く
距離の短いミドルホール(314ヤード)。ティーショットはフェアウェイに置きました。ところが2打目の7番アイアンで、SMART GOLFで習ったばかりの「左へ振り抜く」動作をすっかり忘れて力み、シャンク。右の林に入れてしまいました。
そこからが泥沼です。出すだけの3打目、距離が足りずバンカーに入れた4打目、雨で締まったバンカーから2回で脱出、グリーンを越えて奥のバンカー、そこも2回……。最終的に2パットで「9」。「乗せたい」という欲が、短いホールでいちばん出るという悪い見本でした。

フェアウェイから9打…想像するだけでつらいです
あとで考えれば、2打目はグリーンに届かない9番アイアンで刻んでおけば、力まず3オン2パットのボギーで上がれたはずです。「届かせよう」と背伸びした番手選びが力みを生みました。
後半、意識を絞り直してハーフベスト44
この大叩きで、逆に吹っ切れました。後半は「インサイドインに振り抜く」「テイクバックで右腰を窮屈に」の2点だけに意識を絞り、ドライバーもユーティリティもアイアンもウェッジも、大きく曲げずに許容範囲の精度で打てるようになりました。フェアウェイキープ率は前半28%から後半83%へ。結果は44で、ハーフベストです。
長いショートホール(IN15番・約190ヤード)はユーティリティでショートして乗せられませんでしたが、方向は乱れず、大叩きにはなりませんでした。「曲げない」だけでもスコアはこれだけ変わります。
気づき・反省
雨だったことが、むしろプラスに働きました。いつもの雨は、濡れる不快感でリズムが速くなり、グリップも強く握ってミスが増えます。今回は濡れても滑らないグリップ・レインハット・レインウェアで「濡れることを気にしない状態」を先に作ったので、スイングだけに集中できました。さらに「雨だからどうせ上手くいかない」と期待しなかったぶん、いい意味で力が抜けて、程よいリズムで振れたと思います。
「右腰の窮屈さ」は、好調時の感覚を言葉にできたのが大きいです。今までは「なんか今日は合う」で終わっていたものを、「右腰が窮屈に感じたところで止める、それ以上振りかぶらない」というチェックポイントにできました。上げすぎも足りなさすぎも同じ基準で判断できるので、再現性が一気に上がった実感があります。
課題も残りました。ウェッジのフルショットは、目線を上げない意識でトップは減ったものの、1回はトップしてグリーン奥へOB。まだ完全ではありません。力みが抜けたぶん握りが緩すぎてフェースが暴れる場面もあり、グリップの強さとの兼ね合いは引き続き調整中です。林に打ち込んで球を見つけられず、2球ロストもしています。
スコアの停滞から抜け出すためにやってきたことはゴルフが上達しない本当の理由にもまとめています。今回の「好調時の感覚を言葉にする」も、その延長線上の一つです。
次回予告
「右腰の窮屈さ」を、晴れた日や距離の長いコースでも同じように再現できるか。そしてウェッジのフルショットのトップを、練習でどこまで潰せるか。次のラウンドで確かめます。
まとめ
📋 この記事のまとめ
- 前半53・後半44の9打差は、「インサイドインに振り抜く」「テイクバックで右腰を窮屈に」の2点に意識を絞ったことで生まれた
- 窮屈さを超えて振りかぶると「振りかぶりすぎ」でミスに。窮屈で止めたトップがいちばん再現性が高い
- 前半最後のOUT9番の大叩きは、短いホールで「乗せたい欲」が出て力んだ典型的な失敗。刻む選択を持てなかった
- 雨は「濡れない装備」を先に固めれば、逆に力みが抜けてリズムが良くなる

大叩きした日でも、そこから何か1つ持って帰れれば負けじゃないにゃ。次は前半から44を出すにゃ!

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