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ドライバーのヘッドスピードと飛距離|40〜44m/sの実測36球と、上げるために効いた5つの意識

ドライバーのヘッドスピードを測って笑顔のニャルル ゴルフ初心者編
新人くん
新人くん

ドライバーのヘッドスピードって、40だと遅いんすか? 振ってるのに、キャリーが200ydを超えないんすよね…

ニャルル
ニャルル

40は遅くないにゃ。でも同じヘッドスピードでも、当たり方しだいで飛距離は40ydも変わるにゃ。

私はずっと、ドライバーのキャリーが200yd前後でした。調子が悪い日は180ydほどまで落ちます。インドアの弾道計測器で測ると、ヘッドスピードは40〜43m/sです。

そこで、アドレス・グリップ・テークバックを見直しました。2週間後に測り直すと、ヘッドスピードは42〜44m/sに上がり、平均キャリーは207ydから217ydに伸びています。

この記事では、私が実際に測った36球の「ヘッドスピード別の飛距離」と、ヘッドスピードを上げるために効いた5つの意識を紹介します。

📌 こんな悩みを持つ方におすすめの記事です

  • ヘッドスピードが40前後で、自分の数字が速いのか遅いのか分からない
  • ヘッドスピード40だと、ドライバーで何yd飛ぶのが普通か知りたい
  • しっかり振っているのに、ヘッドスピードも飛距離も上がらない

📖 この記事を読むとわかること

  • ヘッドスピード40〜44m/sで、実際にキャリーが何yd出たか(実測36球)
  • ヘッドスピードが上がった5つの意識(首・グリップ・テークバック・腹筋・右手首)
  • 力を抑えて打っても、曲がり幅は減らなかったという結果

ヘッドスピード40〜44m/sで、キャリーは何yd出たか

私の実測では、ヘッドスピード40m/sで平均キャリー198yd、44m/sで224ydでした。4m/s上がって、キャリーは約25yd伸びた計算です。

データは、2026年10月の中旬と末にインドアで打ったドライバー36球です。弾道計測器(GTRAK)の「クラブスピード」を、ヘッドスピードとして使っています。

ヘッドスピード 球数 キャリーの幅 平均キャリー
40m/s 4球 189〜205yd 198yd
41m/s 5球 175〜213yd 199yd
42m/s 13球 201〜229yd 213yd
43m/s 11球 194〜236yd 214yd
44m/s 3球 217〜237yd 224yd

※計測器の表示は整数です。40m/sと44m/sは球数が少ないので、目安として見てください。

10月中旬のドライバー15球の計測データ(ヘッドスピード40〜43m/s)
10月中旬の15球。ヘッドスピードは40〜43m/s、平均キャリーは207yd
10月末のドライバー15球の計測データ(ヘッドスピード42〜44m/s)
2週間後の15球。ヘッドスピードは42〜44m/s、平均キャリーは217yd

同じ43m/sでも42ydの差。決め手は当たり方

ヘッドスピードが同じでも、芯に当たらなければ飛びません。私のデータでは、同じ43m/sでもキャリーが194ydの球と236ydの球がありました。

ヘッドスピード ボール初速 ミート率 キャリー
当たりが薄い球 43m/s 59m/s 約1.37 194yd
芯に当たった球 43m/s 63m/s 約1.47 236yd

ミート率は「ボール初速÷ヘッドスピード」で出せます。ボール初速が4m/s違うだけで、キャリーは42ydも変わりました。ヘッドスピードを1m/s上げるより、芯に当てるほうが飛距離への影響は大きいと感じています。

ニャルル
ニャルル

速く振ることと、芯に当てること。この2つはセットで考えるにゃ。後で紹介する5つの意識も、両方に効いたものにゃ。

シミュレーターの「トータル」は信じすぎない

飛距離を比べるときは、トータルではなくキャリーで見てください。ラン(転がり)は、打席の設定で大きく変わるからです。

私の2回の計測では、バックスピン量はどちらも2,000回転前後でした。ところが平均ランは、10月中旬が8yd、10月末が27ydです。打席が違ったので、地面の硬さの設定が違ったのだと思います。

10月末のトータルは260yd台の球もありましたが、私の実力ではありません。実際のコースでは、表示より10ydほど短く見ておくのが私の感覚です。

弾道計測器の画面。キャリー236yd・ヘッドスピード43.3m/s
キャリー236ydの球。トータル254ydはランが多めに出た数字

ヘッドスピード40は遅い?

ヘッドスピード40m/sは、一般的なアマチュア男性として標準的な数字です。ゴルフ専門メディアでも、次のように紹介されています。

女子プロは、40m/s台でもドライバーを大きく飛ばします。つまり40m/sは、飛ばせない数字ではありません。私のキャリーが200ydで止まっていた理由は、ヘッドスピードの不足だけではなく、当たり方にもありました。

練習中に気づいたこともあります。アドレスが良いと、ダウンスイングで足を踏み込む動きが自然に入り、振り下ろしが速くなりました。筋力がそれほどなくても40〜43m/sを出す女子プロは、この踏み込み(地面を押す力、いわゆる地面反力)を上手に使っているのではないか、と私は考えています。あくまで私の仮説ですが、腕力に自信がない方ほど試す価値があると感じています。

ヘッドスピードが42〜44m/sに上がった5つの意識

2週間で変えたのは、筋トレではなくアドレスとスイングの意識です。効いたと感じた順に紹介します。

① アドレスで首を伸ばす(一番効いた)

一番効いたのは、アドレスで首を伸ばすことです。ボールに当てたい気持ちが強いと、首が少し前に出たアドレスになります。

首が前に出たままだと、目線がボールに近づきすぎます。すると振り下ろすときに「ダフりそう」と感じて、体が起き上がります。起き上がるとヘッドが届かず、トップや薄い当たりになります。

私が意識しているのは、背筋と首を一直線にして、あごを軽く引くことです。首だけがボールのほうへ突き出ないようにします。

首が前に出たNGアドレスと、背筋と首が一直線のOKアドレスの比較

首を伸ばして、ダフらない高さに目線を置くと、ダウンスイングで迷いが消えます。クラブヘッドを地面までしっかり届かせる気持ちで振り下ろせるので、ヘッドが走ります。「スイングはアドレスで8〜9割決まる」とよく言われますが、私はこの意識で実感しました。

② グリップは両手をくっつける

グリップは、左手の親指と人差し指の側と、右手の小指の側をしっかりくっつけます。くっつける意識を強くすると、ヘッドが走りました。

両手を離してクラブを握ると、ヘッドは走りません。両手がバラバラに動いて、力がヘッドに伝わらないからです。くっつける意識は、その逆をやっているイメージです。

③ テークバックは低く長く、インに引きすぎない

テークバックでは、ヘッドをボールの後ろ15cmほど地面をすべらせるように引きます。そこから、じわじわっと上げていきます。手でひょいと上げないための意識です。

レッスンでは「インに引きすぎ」とも指摘されました。ヘッドが腰の高さに来たとき、体の側に寄っているのは引きすぎです。ボールの真後ろの延長線上にあるくらいがちょうどいい、と教わりました。その位置から上げて、体幹で振り下ろせば、スイングプレーンに乗って芯に当たりやすくなります。

④ 腹筋に力を入れて、胸の三角形を保つ

トップは、腹筋に力を入れたまま、胸と両腕でできる三角形が崩れないぎりぎりまで上げます。三角形が崩れるほど大きく上げると、手だけで上げたことになり、体の回転とずれます。

体の回転で振る土台は、別の記事でくわしく書いています。手打ちに心当たりがある方は、先にこちらを読むと理解が早いです。

→ ゴルフの手打ちの直し方|体幹スイングに変えた体験談

⑤ 右手首は柔らかく使う

右手首は固めずに、柔らかく使うとヘッドが走ります。試しに右手首を固定して打つと、ボールはつかまりました。ただ、低い引っかけのような球が出ることも分かりました。

体幹と手の動きがそろって、タイミングが合ったときは、ドローで飛距離の出る球が打てています。

10月末のドライバーのスイング(左:正面/右:後方)

まだ残る課題:右に出る球と、7割スイングの意外な結果

ヘッドスピードは上がりましたが、方向はまだ安定していません。10月末のフルスイング15球は、左に24〜28ydの球と、右に11〜40ydの球に分かれました。

コースではフルスイングが怖いので、7割の力で打つつもりでした。そこで7割スイングでも6球打ってみました。

平均キャリー 左右のブレ
フルスイング(15球) 217yd 左28yd〜右40yd
7割スイング(6球) 203yd 左14yd〜右50yd

7割スイングは、キャリーが14yd落ちたのに、曲がり幅は減りませんでした。力を抑えると、いつものリズムが崩れたのだと思います。

調子が良い日にいきなり7割に切り替えると、かえってミスが増えるかもしれません。調子が良いなら、同じリズムで振るほうが結果は良さそうです。この仮説は、次のラウンドで確かめます。

新人くん
新人くん

え、抑えて打てば曲がらないと思ってたっす…

ニャルル
ニャルル

私もそう思ってたにゃ。測ってみないと分からないことは多いにゃ。

左右のブレの原因は、打ち出しの方向がそろっていないことです。左へ曲がりすぎる球が気になる方は、こちらも参考にしてください。

→ チーピンの原因と直し方

自分のヘッドスピードを測るなら、インドアの弾道計測器

ヘッドスピードを上げたいなら、まず今の数字を測ってください。感覚だけで練習すると、上がったのか下がったのか分かりません。

私は、インドアの弾道計測器で毎回の数字を残しています。ヘッドスピード・ボール初速・キャリーが1球ごとに出るので、意識を変えた効果がその場で分かります。今回の207ydから217ydへの変化も、計測器がなければ気づけませんでした。

弾道計測器のあるインドアゴルフは、無料体験や体験レッスンを用意しているところが多いです。まずは一度、自分のヘッドスピードとキャリーを測ってみてください。

よくある質問

Q. ヘッドスピード40m/sだと、ドライバーは何yd飛びますか?

私の実測では、ヘッドスピード40m/sでキャリー189〜205yd、平均198ydでした。ただし当たり方しだいで大きく変わります。同じ43m/sでも、194ydの球と236ydの球がありました。

Q. ヘッドスピード40は遅いですか?

遅くありません。一般アマ向けのドライバーは、40m/s前後を基準に作られていることが多いです。飛距離が出ないときは、ヘッドスピードより先に当たり方を確認してください。

Q. ヘッドスピードは2週間で上がりますか?

私の場合は、アドレス・グリップ・テークバックの意識を変えて、2週間で40〜43m/sから42〜44m/sに上がりました。筋力ではなく、力をヘッドに伝える動きが変わったためだと思います。

Q. シミュレーターの飛距離は、コースでもそのまま出ますか?

キャリーは目安になりますが、トータルはそのまま出ないと考えてください。ランは打席の設定で大きく変わります。私の計測では、同じくらいのスピン量でも平均ランが8ydの日と27ydの日がありました。

まとめ

  • 私の実測では、ヘッドスピード40m/sで平均キャリー198yd、44m/sで224yd
  • 同じヘッドスピードでも、当たり方しだいでキャリーは40yd以上変わる
  • 一番効いたのは、アドレスで首を伸ばすこと。ダフる不安が消えて、ヘッドが走る
  • グリップは両手をくっつけ、テークバックは低く長く、インに引きすぎない
  • 7割スイングでも曲がり幅は減らなかった。調子が良い日は同じリズムで振る

ヘッドスピードは、筋トレをしなくても意識しだいで上がります。まずは自分の数字を測って、アドレスの首の位置から見直してみてください。

私は今、90切りを目標に練習とラウンドを続けています。今回の「フルスイングか7割か」の答えは、次のラウンドの結果と合わせて報告します。

→ 90切り挑戦記|100切り達成後の次の課題

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