ティーショットがうまくいって「よし、今日はいい感じ!」と思った矢先——
セカンドショットでOB・池ポチャ・チョロ。そんな経験はありませんか?
実はスコアを左右するのは、飛距離ではなく“セカンドショットの考え方”です。
上級者ほど「どこに打つか」よりも「どこに残すか」を重視しています。
この記事では、初心者がやりがちなミスと、上級者が実践する“考えるセカンドショット”のコツを6つの視点で解説します。
「グリーンを狙う」より「次を残す」意識を持つ
🌀初心者のミス
- 残り距離=グリーンまでの距離と考え、無理に届かせようとする。
- 方向性より「飛距離」を優先してOB・池・林に。
🎯上級者の考え方
- ピンを直接狙わず、「安全ゾーン」に向けてショットを打つ。
- 「ミスしてもOKな場所」を事前に把握している。
例)右が池→左ラフOK/手前バンカー→奥狙い。
💡ワンポイント
グリーンオンは“目的”ではなく“結果”。
「3打目で寄せやすい位置」を狙う意識が、スコア安定の第一歩。
自分の「得意距離」を残す発想を持つ
🌀初心者のミス
- とにかく“届くクラブ”でフルスイング。
- 結果、トップ・ダフリ・オーバーが増える。
🎯上級者の考え方
- 「次のショットを得意距離に残す」逆算マネジメント。
例)残り130ヤード→100ヤードが得意なら、短めで刻む。 - 自分の「90%スイングのキャリー距離」を把握している。
⛳練習ポイント
練習場では“フルショット”ではなく、“80〜90%スイング”のキャリー距離を測る。
安定スイングの基準を持つと、コースでの迷いが減る。
ライ・傾斜・風を無視してクラブを選ぶ
🌀初心者のミス
- どんなライでも「いつものクラブ」で打つ。
- 傾斜やラフで打ち込みすぎて、ミスを連発。
🎯上級者の考え方
- ボールのライを見て「使えるクラブ」を選ぶ。
- 風・傾斜・ラフを考慮して“最悪の結果にならない選択”を優先。
例)ラフ→ユーティリティよりも7番で刻む。
💡ワンポイント
1打をミスしないより、「トラブルを作らない」選択が上級者の思考。
「届かないのが正解」という場面を理解する
🌀初心者のミス
- “届かせること”が正義と思い込み、力んでミス。
- ピン奥がOBでも「狙わなきゃ損」と考える。
🎯上級者の考え方
- 「届かなくてもOK」の場面を理解。
- ピン奥が危険なら、手前の花道を狙って寄せワン狙い。
例)ピン奥10yにOB→“届かないショット”がベスト。
💡ワンポイント
セカンドで無理をしない人ほど、パーを拾いやすい。
ミスしても「次が打てる場所」に逃がす
🌀初心者のミス
- 林方向や池方向へチャレンジショットで大トラブル。
- 結果、次が打てず“連続ミス”に。
🎯上級者の考え方
- 「最悪でも次が打てる」ルートを優先。
- 林なら無理せず横に出す勇気を持つ。
💡ワンポイント
「次が打てる場所」を意識するだけで、スコアは2〜3打変わる。
練習場での「セカンドショット再現練習」
🌀初心者の練習あるある
- フラットなマットでフルショットばかり。
- コースでの傾斜・芝・風に対応できない。
🎯おすすめ練習
- 同じクラブで3通りの距離を打つ(ハーフ・スリークォーター・フル)。
- 距離感を“スイングの大きさ”でコントロールできるようにする。
- 練習場では「ライを想定して構える」だけでも効果的。
🧠まとめ:「上級者との差は“考え方”にある」
セカンドショットの鍵は、飛距離でも方向性でもなく“状況判断”。
上級者は「リスクを最小化しながら次につなげる」選択を積み重ねています。
同じミスでも、上級者は“次が打てる場所”に残し、
初心者は“次が詰む場所”に打ってしまう——この差がスコアに現れます。
👉 「どこに外すか」を意識するだけで、スコアは劇的に安定します。



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