ラウンドの後半、スコアより先に腰が悲鳴を上げていませんか。カートに乗り込むとき、翌朝ベッドから起き上がるとき、腰にズーンとした痛みが残る。「そのうち治るだろう」と放置していたら、気づけば整体に半年通うことになった――それが私の実体験です。
腰痛はゴルフを嫌いにさせる最大の敵のひとつです。大好きなゴルフを続けるために、整体師に教わりながら半年かけて実践してきた自宅ケアを、体験談つきでまとめました。

整体に半年通って分かったのは、腰だけ揉んでも根本改善しないってことにゃ。お尻・股関節までセットでケアするようになってから、だいぶ楽になったにゃ
🙋 こんな人に読んでほしい
- ラウンドや練習の後、腰に痛みや違和感が残る
- 「このまま続けたらゴルフができなくなるかも」と不安を感じている
- 整体には通っているが、自宅でも何かセルフケアをしたい
📖 この記事を読むとわかること
- ゴルフで腰痛が悪化する2つの原因(反り腰・冷えたまま打つこと)
- 整体師直伝の自宅セルフケア・ラウンド前ウォームアップの具体的なやり方
- 無理せずゴルフを長く続けるための座り方・グッズの選び方
ゴルフで腰痛が悪化する原因
ゴルフは片側にひねる動作を繰り返すスポーツです。特に以下の2つが重なると、腰痛が悪化しやすくなります。
原因①:反り腰になっている
「かっこいいアドレス=腰を反らせた姿勢」だと思い込んでいませんか。私も一時期そう思い込んでいました。プロの構えを見ると腰が反っているように見えるからです。
しかし実際には、プロも腰を反らせて構えてはいません。服を着ているのでそう見えるだけで、実際は腰をまっすぐ、もしくは若干前かがみにして構えています。反り腰のままスイングを繰り返すと、腰椎に負担が集中し続け、痛みを悪化させます。
原因②:冷えたまま打ってしまう
ゴルフ場に着いたらすぐにでも打ちたくなる気持ち、よく分かります。ですが筋肉が冷えて硬いまま急にひねる動作を繰り返すと、腰への負担が一気に増えます。特に朝一のスタートホールは要注意です。
整体費用144,000円で気づいた、本当にコスパがいい治し方
私が通っていた整体は1回50分程度で6,000円。8回分のまとめチケットを買うと48,000円でした。週1回のペースで通っていたので、約2ヶ月で48,000円、半年通算すると144,000円かかった計算になります。
施術直後は腰の痛みが軽くなるのですが、通ううちに整体師からセルフケアのやり方を少しずつ教えてもらい、自分で試してみると効果を感じられるようになりました。そこで「これ、お金をかけて通い続けなくてもいいのでは」と思い、整体をやめる決断をしました。
実際に整体師に「どれくらい通えば完全に治るのか」を聞いたことがあります。答えは「体は日々の生活で歪み続けるので、理想を言えばずっとメンテナンスを続けたほうがいい。最低でも1年以上は必要」というものでした。
ずっと通い続けることを考えたら、セルフケアとそれをサポートする道具を揃えて、自分で長く続けたほうが圧倒的にコスパがいいという結論に至りました。ここから紹介するセルフケアは、そうして半年・144,000円かけてたどり着いた方法です。

14万円かけて分かったのは、結局は自分でケアできるようになるのが一番の近道だってことにゃ
整体半年で学んだセルフケア5つ
ここからは、整体師に半年かけて教わったセルフケアを、実際に自分で試した感想つきで紹介します。
①ラウンド前ウォームアップ(5分でできるメニュー)
整体師いわく、ゴルフで腰が痛くなる人の多くは「腰そのものが硬い」というより、お尻や股関節、胸椎(背中)が動かない分を腰が代わりに頑張ってしまっているケースが多いそうです。だからこそ、腰を伸ばすより先にお尻・股関節・胸椎を動かすことが大切になります。
| メニュー | やり方 | 時間目安 |
|---|---|---|
| ①股関節回し | 片足立ちになり膝を持ち上げ、大きく円を描くように回す(左右10回ずつ) | 30秒 |
| ②お尻ストレッチ | 椅子やカートにつかまり、足首を反対の膝に乗せて軽くしゃがむ(左右20秒) | 30秒 |
| ③胸を開く回旋運動 | クラブを肩に担ぎ、腰ではなく胸を回す意識で左右にゆっくり20回 | 1分 |
| ④前後ランジ | 一歩前へ踏み込んで戻る(左右10回)。お尻・太もも・股関節が目覚める | 1分 |
| ⑤軽い素振り | いきなりフルスイングせず、30%→50%→70%→90%と徐々に強さを上げる | 2分 |
これだけで身体はかなり温まります。実際にやってみると、⑤の素振りが一番大事だと感じています。急に振ると身体を痛めるので、徐々に体が回るようにするのが大事。目的は凝り固まって冷えている筋肉を温めて可動域をゆっくり広げることで、負担をかけると逆にケガをします。当たり前のようですが、これを守るだけで朝一の腰の違和感がかなり減りました。
⚠️ 朝一に絶対やってはいけないこと
いきなり前屈で腰を伸ばす、反動をつけて身体をひねる――この2つは逆に腰を痛めやすくなります。特に朝一は筋肉が冷えているため危険です。
【冬場の裏技】カイロはお尻に貼る
冬場は自分でも思った以上に体が動きません。無理をすると本当にケガをするので、私は冬場、カイロを腰ではなくお尻(大臀筋)に貼っています。お尻を温めると股関節が動きやすくなり、結果として腰への負担が減る感覚があります。ほかにも「スタート前に温かい飲み物を飲む」「ティーショット前に小さくジャンプする」といった方法もあるので、自分に合うものを試してみてください。
②反り腰アドレスをやめる
先ほど触れた通り、私は一時期「腰を反らせてアドレスすると綺麗に見えるし正しい」と思い込んでいました。プロもそう構えているように見えたからです。
しかし実際にはプロも腰を反らせていません。服を着ているのでそう見えるだけで、実際は腰をまっすぐ、もしくは若干前かがみにして構えています。この思い込みに気づいてアドレスを見直してからは、ラウンド中の腰への負担が明らかに減りました。

③自宅でできる腰まわりストレッチ3種
整体師に教わり、毎日続けているストレッチを3つ紹介します。腰だけでなくお尻・股関節までセットで行うのがポイントです。これらの筋肉は全部腰の筋肉と連動しているので、腰だけをマッサージするより周辺も含めてケアした方が回復が早くなります。
1. 仰向け背骨伸ばしストレッチ(10回)
仰向けに寝て膝を立てます。お尻・背中・腰は床につけたまま動かしません。体そのものは動かさず、腰から背骨を自分でスーッと伸ばす感覚で行います。「伸ばされる」のを待つのではなく、自分の力で背骨を頭の方向に伸ばしにいくイメージです。この感覚があればOK。これを10回ほど繰り返すと、腰の痛みが和らぎます。

2. お尻ほぐしグーストレッチ(10秒×3セット)
仰向けになり、両手をグー(拳)にしてお尻の下に置きます。そのまま10秒キープを3セット。お尻の筋肉がほぐれて腰への負担が軽減されます。お尻が硬い人は拳を当てた瞬間に痛みを感じるはずで、これは硬さのチェックにもなります。

3. 股関節ストレッチ(左右)
椅子に座り、右足首を左足の太ももに乗せます。右ひざを右手で軽く押しながら、上半身をまっすぐ前に倒すと、右足の付け根(股関節まわり)が伸びます。付け根が硬いと痛みを感じるはずです。左足も同様に行います。立ったままなら、股関節をゴルフボールや指の関節でぐりぐりマッサージするのも効果的です。


腰が痛いのに、なんでお尻や股関節までストレッチする必要があるんですか?

お尻や股関節が硬いと、その分の動きを腰が肩代わりしてるにゃ。周辺の筋肉をほぐすことが、結局は腰痛の一番の近道なのにゃ
④正しい座り方
私はもともと椅子に浅く座る癖があり、座っているだけでお尻が痛くなっていました。整体師に指摘されて直したのが座り方です。
背もたれのある椅子に深めに腰掛け、背筋を伸ばす。腰は反らないようにする。たったこれだけですが、腰への負担が明らかに変わります。デスクワークの合間や自宅のソファでも意識するようにしています。

⑤ラウンド後ストレッチ
整体師から強く言われたのが「打ちっぱなしでもラウンド後でも、終わってからのストレッチは必ずやってください」ということです。特にラウンド後にお風呂に入って体が温まってから、③で紹介した股関節ストレッチ(足の付け根を伸ばす動き)をやると効果的だと教わりました。
あわせて、足の指も硬くなっているのでぐりぐり回す、足首も硬くなっているのでぐりぐり回す――この2つも忘れずに。左右両方行うのがポイントです。
番外編:寝ている間のケアも忘れずに
日中どれだけ気をつけても、睡眠中に体がしっかり休まっていなければ疲れは抜けません。人によっては、寝ている間の姿勢や寝具が首・肩・腰の負担につながっているケースもあります。気になる方は、こういったアイテムを試してみるのも一つの方法です。
おすすめケアグッズ3選
セルフケアと合わせて使うと効果を実感しやすいアイテムを3つ紹介します。
腰サポーター(ZAMST ZW-5)
ラウンド中、反り腰のクセを自覚しにくい人におすすめです。装着することで正しい姿勢を意識しやすくなり、後半の腰への負担を軽減できます。
サポーターは1回の飲み会を我慢すれば買えるくらいの金額感なので、1つ持っておいても損はないと思います。
マッサージガン(ドクターエア リカバリーガン PRO RG-02)
お尻や股関節まわりの張りをピンポイントでほぐせます。ラウンド後、お風呂上がりに使うと血行が良くなった状態でさらにほぐれやすくなります。
マッサージガンは少し値が張りますが、家族でも使えるのでプレゼントにも向いています。
フォームローラー(トリガーポイント グリッド)
股関節・太もも・お尻を面で押し当てながらゴロゴロ転がすことで、手が届きにくい部分まで自宅でセルフケアできます。
フォームローラーは腰に限らず、体が硬くてケガが心配な人にもおすすめです。こちらも家族で使えます。
フォームを根本から改善したいならインドアゴルフも検討を
セルフケアはあくまで対症療法です。反り腰アドレスやスイングのクセそのものを直したい場合は、プロに継続的に見てもらえる環境が近道になります。
インドアゴルフスクールなら天候に左右されず、コーチにフォームを定期的にチェックしてもらえます。各スクールの料金・特徴の比較はインドアゴルフスクール比較記事で詳しく解説しています。
まずは無料体験から試してみたい方はこちら:
→ 定額制通い放題でお得に練習するなら【SMART GOLF】![]()
よくある質問
まとめ:無理せずケアしながら、ゴルフ寿命を伸ばそう
📋 この記事のまとめ
- 腰痛悪化の原因は「反り腰」と「冷えたまま打つこと」
- ラウンド前は腰より先にお尻・股関節・胸椎を動かす
- 自宅ケアは腰だけでなくお尻・股関節までセットで行う
- 座り方は「深く座る+背筋を伸ばす+反らない」が基本
- ラウンド後・打ちっぱなし後のストレッチは必須
ゴルフを続けていると、どこかしら体を痛めるのは正直避けられません。ですが、せっかく楽しくなってきたタイミングでケガをして休んでしまい、身につけたスイングを忘れてしまうのはもったいなさすぎます。きちんとケアをしながら、長くゴルフを楽しめる体をつくっていきましょう。

今日からできることばかりだから、まずは寝る前に背骨伸ばしとお尻グーからやってみてにゃ!

コメント