パターって「ピン型」「マレット型」「ツノ型」など種類が多すぎて、
初心者ほど「どれを選んだらいいかわからない…」と迷いがち。
さらに、
「ドライバーは頑張って練習しているのにスコアが縮まらない…」
こんな悩みを抱える人も多いです。
そんな方のためにこの記事では、
ゴルフの“仕事=Job(ジョブ)”をもとに、
あなたに合うパターを最短で見つけられるように解説していきます。
実はスコアの近道はパター → “パターの一打もドライバーの一打も同じ一打”
ゴルフでは、
パターの一打もドライバーの一打も同じ一打です。
多くの初心者は「飛ばしたい」気持ちからドライバーばかり練習しますが、
スコアを縮める難易度で言うと実は逆。
● ドライバーを安定させるには
体の回転、軌道、腕の使い方、ロフト、重心、高さ…
複数の要素が複雑に絡むので時間がかかる。
● でもパターは
「距離感」と「方向性」
この“2つに集中するだけ”で大幅に改善できる。
そのため、
パターを見直すだけで、ドライバーを1年練習するより簡単に1打減らせる。
と言っても、大げさではありません。
だからこそ、
“自分に合ったパター選び”は初心者にとって最大の近道なんです。
最初にやるべきは、パターに求める“ジョブ(やりたいこと)”を決めること
初心者がパターで実現したいジョブは主に3つ。
① 短いパットを確実に入れたい(方向性の安定)
→ ショートパットを外すとメンタルがガタガタに…
② 距離感をそろえたい(再現性)
→ 同じ距離でも“行きすぎたり”“ショートしたり”が頻発
③ 構えたときの安心感がほしい(心理的安定)
→ フェースがどこ向いてるか分からない/不安で緊張する
この3つの“やりたいこと”に合うパターを選ぶことで、
初心者でも迷わず適正パターに辿り着けます。
パターの形状と、それが助ける“ジョブ”の関係
● ピン型(ブレード型)
- 軽快でフェースの開閉がしやすい
- 繊細な距離感を出しやすい
- ミスには弱め
→ ジョブ:②距離感を合わせたい
● マレット型(大きめヘッド)
- 方向性が安定
- ミスに強い
- 直線的にストロークしやすい
→ ジョブ:①短いパットを安定させたい
→ ジョブ:③安心感を持って構えたい
初心者はまずここから入るのが王道。
● ツノ型・ハーフマレット(中間型)
- ピンとマレットの良いとこ取り
- 距離感も方向性もバランス型
→ ジョブ:①も②も欲しい欲張りタイプ
ヘッドの重さは“何のミスを減らしたいか”で決める
● 重いパター(350g以上)
- ヘッドがブレにくく直進性が高い
- ゆったりしたストロークが安定
→ ジョブ:①方向性を安定させたい
● 軽いパター(330g台)
- 距離感を細かく調整しやすい
→ ジョブ:②距離感を優先したい
長さ(33 or 34インチ)は“目の位置”で決まる
長さの目安は「自然に構えて目がボールの真上に来るか」。
基準:
- 身長170cm以下 → 33インチ
- 身長170cm以上 → 34インチ
長すぎると押し出し系のミスが増えるので注意。
【目の位置を合わせてくれるパターはこちら】実は“デザイン・打感・音”も超重要(心理ジョブ)
初心者が軽視しがちな要素ですが、
構えた瞬間に安心できるかどうかは超大事。
チェックポイント:
- ラインが合わせやすいアライメントか
- フェースがまっすぐに見えるか
- 打感と音が好みか
これは ③ 安心して構えたい(心理的ジョブ) を満たします。
迷わないパター選びの3ステップ
STEP 1:自分の“ジョブ”を決める
- 短いパットを入れたい?
- 距離感を安定させたい?
- 構えの安心感を重視したい?
STEP 2:ジョブに対応する形状を選ぶ
- 方向性 → マレット型(重め)
- 距離感 → ピン型(軽め)
- 両方 → ツノ型
STEP 3:ショップで“3つだけ”転がす
- 構えた瞬間の安心感
- 10球転がして1球目の感覚
- 気持ちのいい打感・音か
これだけで失敗しません。
まとめ|パター選びこそ初心者の最強の近道
- パターの一打はドライバーの一打と同じ価値。
- しかもドライバーより早く改善しやすい。
- だから初心者ほど、パター選び=スコアアップの最短ルート。
最後に、初心者が外さない選択軸はこの3つ:
- 方向性を安定 → マレット型+重め
- 距離感を出す → ピン型+軽め
- 両方 → ハーフマレット・ツノ型
あとは、“構えた瞬間に入る気がするか”。
これがあなたのゴルフ人生を変える相棒になります。

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