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3パットを減らす方法|距離感・ライン読み・練習法を徹底解説【初心者〜上級者向け】

ニャルルがパター練習しているところ ゴルフ初心者編

ゴルフでスコアを崩す最大の原因のひとつが「3パット」。ドライバーやアイアンが良くても、パターでスコアを落としてしまう経験をした人は多いのではないでしょうか?

この記事では、初心者から上級者まで役立つ 3パットを防ぐ考え方・技術・練習法 を徹底解説します。


3パットが減らない原因とは?

3パットは偶然ではなく、いくつかの典型的な原因によって生じます。

距離感が合わない
ロングパットでショートやオーバーを繰り返すケース。練習場ではフルショットばかりで、距離感を磨くパター練習をしていない人に多いです。

ライン読みが不十分
「なんとなく真っすぐ打つ」だけでは入るはずがありません。特にカップ周りの傾斜や芝目を読む力が不足しています。

構えや打ち方が安定しない
ストロークが毎回バラバラ。構え・ボール位置・テンポを一定にできないと距離感も方向性も安定しません。

パター練習不足
ショット練習には時間をかけても、パターは「ちょっと転がすだけ」で済ませがち。ラウンド前に5分だけでも真剣に取り組めば違いが出ます。


上級者が2パット以内に収める理由

アマチュア平均は1ラウンド36〜38パット程度ですが、上級者は30前後、プロは28以内に収めます。その理由を解剖しましょう。

ファーストパットは「寄せる」が基本
10mのパットを狙って入れようとすると大きなリスクを伴います。上級者は「寄せる」ことを第一に考え、1m以内に止めることを目標にします。

返しを楽にする打ち方を優先
「次を入れやすく残す」ことが上級者の共通点。返しが下りやスライスにならないように、外しても楽な位置に止める工夫をします。

ラウンド中にグリーンの速さを掴む
上級者は常に「今日のグリーンは速い?遅い?」を確認。前半数ホールでしっかり把握し、その日の感覚にアジャストしています。

ルーティンで心理的ミスを減らす
プレッシャー下でも毎回同じ動作を繰り返すことで、メンタルの乱れを防ぎます。


レベル別 平均パット数の目安【初心者〜プロ】

  • 初心者:40〜45
  • 中級者:34〜38
  • 上級者:30〜33
  • プロ:27〜29

👉 「パット数が減る=スコアが安定する」ことは明らかです。


3パットで崩れる人の典型例5パターン

  1. カップを狙いすぎる → ファーストパットをオーバーして返しを外す
  2. 距離感の練習不足 → 10m以上が苦手で2回では寄らない
  3. 下りラインで強気 → 入れにいって大きくオーバー
  4. 返しを軽視 → 50cm〜1mを雑に打って外す
  5. 焦って打つ → 呼吸やライン確認を飛ばし、方向性を失う

3パットを防ぐためのメンタル術

「寄せればOK」など魔法の言葉で意識を変える

  • 「寄せればOK」
  • 「次を楽に」
  • 「ショートは罰なし」
  • 「1m残せば勝ち」

👉 こうしたフレーズを自分に言い聞かせるだけで、余計な力みが消えます。

「3パットゼロチャレンジ」で集中力を鍛える

18ホールで「3パットをゼロにする」ことを目標にするチャレンジ。
スコアよりも「寄せて2パット」を最優先に考えることで、自然と集中力が高まります。


足幅を使った距離感コントロール法【実践例】

リズムを毎回一定にし、足幅でストローク幅を調整する方法は非常に再現性が高いです。

距離別の基準例

  • 4m:靴1足分足を広げて、靴の真ん中までストローク
  • 6m:靴1足分足を広げて、靴の外側までストローク
  • 8m:靴2足分足を広げて、靴の真ん中までストローク
  • 10m:靴2足分足を広げて、靴の外側までストローク

👉 リズムは常に同じ、調整はストローク幅だけ。環境が変わっても迷いが減ります。

ニャルル
ニャルル

ニャルルもこの方法をラウンドレッスン時に教えてもらってから距離感も合って自信をもって打てるようになったにゃ☆彡


家でできるパター練習法【1〜2mのショートパット】

スコアに直結するのは 1〜2mの返しパット

  • 芯にしっかり当てる練習を繰り返す
  • 距離感より「打点の正確さ」を重視
  • ここで芯を外すとロングパットでも再現性が落ちる

👉 短い距離の精度を上げることが、ロングパットの安定にもつながります。

ニャルル
ニャルル

芯に当てる練習だけなら家で集中すればかなり感覚掴めるし、1mのパットも自信がつくにゃ!


ラウンド前に効果的なパター練習法【プロの5分ルーティン】

プロや上級者は、ラウンド前の5分で以下を行います。

  1. 1mの直線パットを何度も打つ(自信をつける)
  2. 3mの軽いフック・スライスを確認
  3. 8〜10mの距離感を数回だけ打って速さを掴む

👉 これだけでその日のグリーンに順応できます。


3パットしやすい典型的な状況

10m以上のロングパット
練習していない距離は必ず乱れます。

下りパットのオーバー
「入れたい」と思うほど強く打ちすぎて3mオーバー。

カップ周りの強い傾斜
最後の1mで急に切れるパターンは要注意。

段差をまたぐ複雑なライン
距離感もラインも難しく、3パットの確率が急上昇します。


グリーン読みのコツ【芝目・傾斜・足裏感覚】

  • 芝目:カップの周りの芝が寝ている方向を見る
  • 傾斜:カップ周りよりグリーン全体を見て把握
  • 足裏感覚:実際に歩いた時の足裏の傾きが意外と正確

心理的ミスを防ぐパッティングルーティンの作り方

  • ボール後方からラインを確認
  • 打つ前に深呼吸
  • ストローク前に素振りを一定回数
  • 構えたら迷わず打つ

👉 毎回同じ行動を繰り返すことで、緊張しても動きが崩れにくくなります。


まとめ|3パットを減らすには「寄せる」意識と練習習慣がカギ

3パットを防ぐには「入れる」意識より「寄せる」意識。
そのためには:

  • 距離感を足幅など自分の基準で作る
  • 1〜2mの芯ヒット練習で安定させる
  • ラウンド前にグリーンの速さを掴む
  • 魔法の言葉やルーティンで心理的ミスを防ぐ

これを繰り返すことで、確実に3パットは減り、スコアは安定していきます。

パター練習サポート

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