車両保険の見直しを決断した理由と考え方
自動車保険を見直す中で、多くの人が悩むのが「車両保険をつけるべきかどうか?」という点ではないでしょうか。
私自身、以前はネット型の自動車保険に加入していましたが、インズウェブで一括見積もりを取ることで保険料を年間約2万円ほど削減できました。
その過程で「本当に必要な補償に絞ればいいのでは?」と感じ、車両保険を外す決断に至りました。この記事ではその理由と考え方、実際の保険料の差、事故時のシミュレーションをわかりやすく解説します。
・車両保険の「必要性」に疑問を持っている人
・保険料が高くて、家計の見直しを検討している人
・ネット型保険や相見積もりに興味があるけど、使い方が不安な人
・「もし事故にあったら…」という不安を合理的に整理したい人
・車の維持費を抑えて、貯金や投資・趣味にお金を回したい人
車両保険を外すと保険料はいくら安くなる?
車両保険の有無によって、ネット型保険でも年間4〜6万円の差が出ることがあります。以下は30代・10等級・普通車での例です。
補償内容 | 年間保険料の目安 |
---|---|
対人・対物・人身傷害+車両保険(一般) | 約75,000〜85,000円 |
対人・対物・人身傷害のみ(車両保険なし) | 約35,000〜40,000円 |
つまり、毎年5万円ほどの“安心料”を支払っているとも言えます。
修理費30万円の事故で車両保険を使った場合の損得
次に、実際に事故が起きた場合にどれくらい得か損かを試算してみます。
▼ケース:修理費30万円/免責10万円/等級10→7
- 保険支払い:20万円(30万 − 免責10万)
- 等級ダウン:10等級 → 7等級(3等級ダウン)
- 今後3年の保険料アップ:合計約60,000円の増額
短期的には保険金で助かっても、長期的には割高な保険料を支払い続けることになります。
「じゃあ廃車級の事故が起きたらどうするの?」
これは車両保険を外す上で最大の不安かもしれません。私の場合、以下のように考えました。
- 滅多に起きない大事故のために毎年5万円払うより、貯金や生活防衛費で備える
- 30〜50万円ほどの現金があれば、買い替えや修理に対応可能
- それが難しいなら、無理せず車両保険をつけるべき
結局のところ、「保険で守る」か「自分で備えるか」という選択の問題です。
車両保険をつけたほうがいい人、外してもいい人
▼車両保険が向いている人
- 新車・高年式車に乗っている
- ローン返済中で買い替えが難しい
- 事故・当て逃げリスクが高い環境にある
- とにかく安心したいタイプの人
▼車両保険を外してもよい人
- 中古車で価値が下がっている
- いざとなれば買い替えられる経済的余裕がある
- 事故リスクが低く、運転に自信がある
- 浮いた保険料を貯蓄や投資に回したい人
【体験談】インズウェブで年間2万円の節約に成功
私はインズウェブという一括見積もりサイトを使って、保険料を年間2万円ほど削減できました。
- 無料で複数社の見積もりを取得可能
- しつこい電話営業はほぼなく、メール中心
- 補償内容や保険料の比較が簡単
見積もりを取るだけなら無料なので、次回の更新時に一度試してみるのもおすすめです。
まとめ|車両保険は“安心料”。必要かどうかは人それぞれ
車両保険は、言い換えれば「安心料」です。だからこそ、不安を感じる人が加入するのは正解ですし、そうした選択を否定するつもりはまったくありません。
一方で、「リスクに備える現金がある」「そもそも事故が少ない環境にいる」という人にとっては、車両保険を外すことで賢く節約できる可能性があります。
保険に対するスタンスは本当に人それぞれです。
- 収入の一部を保険に充てて「備え」を優先する人
- 保険は最低限にして、浮いたお金を貯蓄・投資・旅行・ゴルフなどに回す人
正解は一つではなく、ライフスタイルや価値観によって選ぶべきものです。
あなたの運転状況、生活環境、家族構成に合わせて、自動車保険を一度見直してみてはいかがでしょうか。
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